過密教室
[ 1023字|社会 (society) ] 有料大統領、議員らによる教室不足対策運動が活発化。次期選挙に向けての活動か
深刻さを増すばかりの教室不足など課題山積のまま公立学校の新学期がスタートし二十三日で一週間││。この間、アロヨ大統領をはじめ上下両院議長、国会議員らが教室増設、議会の空き部屋提供、対策運動の本格化を公約する動きがにわかに活発化した。年率二・四%の人口増で生徒数が「爆発」状態にあるのは周知の事実。この時期に貧困層子弟が頼らざるを得ない公立校問題が焦点となったのは、来年の大統領選・総選挙に向けてのキャンペーンと無縁でなさそうだ。