ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2003.6.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海岸が移住民で汚染
環境・経済管理のための民衆協力ミンダナオ財団によると、ミンダナオ島の海岸が急速な地方住民の流入とその廃棄物の増大に直面している。
バライオン同財団総裁は各市当局に対し、今後十年間の海岸周辺への人口流入や汚染を厳しく監視するよう要請した。とりわけ海岸近接自治体に対し、住民による適切なごみ処理の実行によって海岸環境の保全に努める必要性を周知させることを求めた。また、固形廃棄物だけでなく土砂、産業および農業廃棄物などが海岸汚染の元凶で、これをストップしなければさらなる破壊や悪化を招くとしている。
「海岸近くの住民は海を広大なごみ捨て場とみなす傾向がある。住民に適切なごみ処理を教育する必要がある」と同総裁は結んだ。(16日・ブリティン)