大型客船火災
[ 1335字|社会 (society) ] 有料火災から1カ月たち、来週にも海難事故調査委員会が事故原因報告書を提出
マニラ湾口で起きた大型客船「スーパーフェリー14号」の火災事故から二十七日で一カ月が経過した。行方不明者、犠牲者確認の混乱に加え、発見された九十六の遺体中、身元判明したのは二十八人だけ。フィリピン最大の旅客船会社によるずさんな運航でフィリピンの海の安全のもろさがあらためてあらわになった。爆弾テロの可能性も打ち消せない中、早ければ今月末にも海難事故調査委員会が最終報告を行う見通しだ。責任の所在は明確になるのだろうか。