ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2004.3.29|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マルコス一家と和解?
二十三日、レイテ州タクロバン市で開かれたアストロドーム開所式でアロヨ大統領は「タクロバン市がロムアルデス市長による進歩と発展の都市であるばかりでなく、わが国の和解の中心であることをうれしく思う」と演説した。式典にはイメルダ・マルコス元大統領夫人や弟のベンハミン・ロムアルデス元駐米大使らも出席していた。
同アストロドームは一千五百万ペソかけてイメルダ夫人の兄アルフレッド・ロムアルデス市長が建設した四千二百人を収容できる大施設。同夫人は大統領の演説について「(和解宣言が)百パーセント本物であり、政治的戦略でないことを信じたい」と述べた。マルコス家はイロコス地方や東部ビサヤ地方では絶大な影響力を維持している。 (25日・インクワイアラー)