ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2004.3.29|政治 (politics)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
半数以上が無風選挙
イスラム教徒自治区マギンダナオ州のアンパトゥアン知事は、今回の州内の市町長選挙で半数以上が対立候補不在で、平穏な選挙が行われるだろうと予測した。同州は伝統的に政治的に血なまぐさい州と言われてきた。
与党ラカスの公認候補でもある同知事は、同州の半数を超える十四町できっ抗する対立候補がおらず、無風の選挙となると予測した。十四町はパガルンガン、ダグパグラス、スルタンクダラット、ダトゥ・オディン・シンスアト、ママサパノ、ダトピアン、シャリフ・アグアク、アンパトゥアン、ギンドゥルンガン、サリパダ・K,ペンダトゥンなど。十四町はほとんどが下院選挙の第二区に属し、従来、選挙では対立候補による武力衝突が頻発してきた。(25日・ブリティン)