ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2004.3.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
熱低で船舶足止め
ビサヤ地方を襲った熱帯低気圧「ブッチョイ」の影響で、セブ港で少なくとも二十隻の重量千トン以下の小型貨客船が十九日、足止めをくらった。
セブ沿岸警備隊はレイテやボホール行きのこれら貨客船の出港を同日、禁止した。このためビサヤ、ミンダナオ各地へ向かう予定の乗客,少なくとも一千人と多数の貨物が影響を受けた。
気象庁によると、ブッチョイは中心部で風速二十二メートル以上の強風雨圏を持ち,、東サマール州のギウアンの東二百キロメートルにあり、二十日にはセブ州レガスピ市の東に接近すると予測。二十一日にはアウロラ州に接近するが、ルソン島東部の沿岸部の雨量は比較的少なめという。
ブッチョイは比に接近してきた今年二番目の熱低。(22日・ブリティン)