赤十字職員拉致
[ 1209字|社会 (society) ] 有料発生3カ月。政府側の連携に乱れ。2人の解放も不透明
ミンダナオ地方スルー州の赤十字国際委員会(ICRC、本部スイス・ジュネーブ)職員三人の拉致事件発生から十五日で三カ月が経過した。このうち比人女性一人が二日に解放されたものの、解放交渉に当たる「タスクフォースICRC」を率いるタン同州知事とサヒドゥラ同副知事の連携に乱れが生じるなど、解放に向けた動きは「停滞状態」が続いている。国軍は犯人側に圧力をかけ続けて救出作戦を展開しているが、残る外国人職員二人の解放実現は依然として不透明のままだ。