中央選管本館が全焼
[ 1276字|社会 (society) ] 有料11日未明、マニラ市の中央選管本館から出火、建物を全焼し、約5時間後に鎮火
十一日午前零時五十分ごろ、首都圏マニラ市イントラムロスにある中央選挙管理委員会本館(コンクリート二階建て、総床面積約三千平方メートル)から出火した。マニラ市消防署は周辺市町にも応援出動を要請し、消防車計約八十台が消火作業に当たり、約五時間後、ようやく鎮火した。同本館は全焼したが、死傷者は出なかった。五月十四日投開票の統一選を約二カ月後に控えた中での火災で、影響が懸念されているが、アバロス中央選管委員長は「次期統一選挙での重要書類は別館に保管されており、影響ない」と断言した。マニラ市消防署は出火時に爆発音などがなかったとの情報から「テロ」による出火の疑いを否定するとともに、詳しい出火原因を調査している。