肺結核の邦人
[ 1479字|社会 (society) ] 有料入国管理局に収容されている日本人が肺結核に侵され、寝たきりの生活を続けている
首都圏タギッグ市の出入国管理局収容施設で今、肺結核を患う日本人男性(60)=本籍・滋賀県=が、病の進行でやせ細り、歩行も困難な状態のまま、ほぼ寝たきりの収容生活を続けている。男性は、感染を恐れる他の収容者たちから敬遠されるなど、つらく厳しい日々を送っている。在比日本大使館は、同男性の日本送還が実現するよう比出入国管理局に働きかけてきたが、最近、係争中の裁判が残っていることが判明、このため送還実現のめどはいまだに立っていない。