前大統領裁判
[ 1638字|社会 (society) ] 有料最終弁論が行われ、7年越しの裁判が結審。90日以内に判決言い渡しへ
エストラダ前大統領らが略奪罪(最高刑は終身刑)などに問われた不正蓄財裁判の最終弁論が十五日、首都圏ケソン市の公務員特別裁判所特別部(デカストロ裁判長)であった。検察、弁護双方が最終意見を陳述し、互いに証拠・証言の不十分さを指摘し合った。前大統領は弁護人を通じて無罪をあらためて主張した。二〇〇一年十月の初公判から七年越しとなった同裁判はこの日で結審し、規定では九十日以内に判決が言い渡される。