ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2007.6.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
選挙戦のもつれ
オスメーニャ・セブ市長は五月の統一選で再選を果たしたが、ラフグ・バランガイ(最小行政区)のマリ・アン・デロスサントス議長が対抗馬で市長選に立候補、市政批判したことに立腹、同バランガイでの小学校建設計画を取りやめると宣言した。予算は教室が少ないタランバン地区の学校建設に回すという。
同市長が「マリーアンは住民に自分の過ちを償わせるのだ」と発言したのに怒ったデロスサントス議長はガルシア州知事に陳情。州知事は五百万ペソの小切手を贈って事は州政府と市の対決に発展する様相を呈した。市長はその後、同議長が有権者にウソをついたと認めれば学校を建てると発言したが、議長は「独力でも学校を建ててみせる」と対決の構え。(9日・サンスター電子版)