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　ダバオ市で三日から四日にかけ、二輪車に乗った男たちに五人が殺された。凶器は従来の銃ではなくナイフだった。国家警察の調べによると、三日午後四時ごろ、二十三歳の男性が市内マティナ地区のバスケットボールコートで三人の男に囲まれて刺された。次いで同日夕、若い男が市内のアルメンドラス体育館近くでバイクの二人組に追い詰められて刺殺された。同夜十時ごろには、二十三歳の男がバイクに二人乗りしているのを目撃された後、刺殺体で発見された。さらに同十一時に一人、四日午前三時にも一人、路上で刺し殺された。

　ダバオ市の超法規的な殺害事件は国際的にも有名だが、ドゥテルテ市長は三日、市を犯罪から清める必要があるとラジオ放送していた。（５日・サンスター電子版）