登録済みSIMカードの違法販売で3人を逮捕
[ 358字|2025.01.15 ]
フィリピン国家警察(PNP)サイバー犯罪対策グループ(ACG)は13日、ヌエバエシハ州ガパン市在住の3人を、登録済みのSIMカードを違法にオンライン販売した容疑で8日に逮捕したと発表した。捜査責任者によると、捜査員がオンライン上で違法な販売を発見した後、おとり捜査を実施。容疑者の1人は、捜査員とやり取りし、1枚19ペソで大量の登録済みSIMカードを販売すると持ち掛けた。逮捕の際に約7,000枚のSIMカードが押収された。3人は、サイバー犯罪防止法およびSIM登録法違反の罪に問われている。PNP-ACGは、登録済みSIMカードの販売は、なりすましや詐欺などのサイバー犯罪を助長する行為であり、厳しい対処が必要だと強調。違法行為を発見した場合は直ちにPNP-ACGに通報するよう呼びかけた。(14日、Pジャーナル)