違法な有権者登録を指摘した農夫が射殺される
[ 287字|2024.12.30 ]
ミンダナオ地方の南ラナオ州プアラス町で25日、農作業から自宅に戻ったばかりの男性(48)がオートバイに乗った2人組に撃たれて死亡した。目撃者によると、この男性は誰からも恨みを買うような人物ではなかったが、最近、地方選挙管理委員会に対し、遠方の町の住民がプアラス町に違法に有権者登録を行っていると指摘する申し立てを行っていた。目撃者はさらに、容疑者らの顔をはっきり覚えているとした上で、来年の中間選をめぐる政治的な背景による事件だとして、黒幕に政治家がいると指摘している。警察は事件現場から4個の薬きょうを回収しており、犯人の特定に向けて捜査を行っている。(29日・テンポ)