飲酒運転死亡事故の刑期12年に
[ 345字|2024.12.22 ]
パーシー・センダーニャ下院議員は、飲酒運転で死亡事故を起こした場合の加害者に対する罰金を最大100万ペソに、禁固刑も最長12年間までそれぞれ引き上げることなどを盛り込んだ下院法案を提出した。少量のアルコールを摂取しただけで、酔っぱらっていなくとも交通事故を起こした場合の罰則規定を強化することで、飲酒運転を減らすことが法案の趣旨。現行法では飲酒運転で物損や人を負傷させるなどの交通事故を起こした場合には3カ月間の禁固刑と2万ペソから最大8万ペソまでの罰金が科せられている。同法案ではこの禁固刑を1年に引き上げるほか、罰金も10万ペソに引き上げる。また、飲酒して死亡事故を起こした場合の禁固刑も現在の6年から12年に引き上げ、罰金も50万ペソから100万ペソに引き上げる。(21日・ブルガ-)