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　ドルフォ・オルダネス下院議員＝政党リスト制＝はこのほど、台風被災などで避難所に身を寄せる住民たちに今もよく缶詰がそのまま支給されているとして、すぐに食べることができる調理済みの食料に切り替えるよう政府や自治体に求めた。同議員によると、フィリピンの高齢者たちの中には第二次世界大戦中や戦後すぐの食糧難の時期に米軍の配給食（ＭＲＥ）を体験した者もおり、それに比べると避難所で支給される缶詰には保存料やナトリウムなどが高い割合で使われており健康にも良くないとして、避難所では調理した食事を配給することを今後の災害対策システムに盛り込むことが必要だと訴えている。（25日・ピリピノスターガヨン）