「日刊まにら新聞」ウェブ

首都圏開発庁（ＭＭＤＡ）のアルテス長官はこのほど、10月末から11月上旬にかけて各地の墓地に人々が押し寄せるウンダス（万霊節）の墓参り期間中における選挙運動の規制について、各候補者に対して、家族や親族による墓参りの静謐な雰囲気を守るために墓地内で選挙運動を行わないよう呼び掛けた。マニラ市当局もこの墓参り期間中に政治的なイベントを市内で開催することを禁止する条例を出している。しかし一方で、同庁と首都圏17市町の首長らによる最近の会合で、政治家たちが墓地にテントを張り、食事や飲み物を提供することは特に問題がないとして、認められることになった。（20日・ピリピノスターガヨン）