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　ボホール州タグビララン市の私立病院で17日午前８時ごろ、ジョークを飛ばした女性看護師（51）が入院患者に殺害され、助けに入ろうとした用務員（21）も負傷した。警察は同州セビリヤ町在住のマルリト・リングイス容疑者を殺人罪と傷害罪で逮捕した。同容疑者の世話をしていた看護師が「入院費を精算しても退院させてあげない」と笑いながら冗談を言ったところ、激高した容疑者が机からナイフを取り出し、看護師の手や首、背中などを何度も刺したという。容疑者は下痢で入院しており、事件翌日のに退院が許可されていた。警察によると容疑者は数年前、違法薬物使用の前科があり、現在も使用しているかどうかも含めて捜査するという。（18日・ブレティン）