フィリピン大ビサヤ校で、イロイロ市などで人気の郷土料理「バッチョイ」の包括的な研究が開始された。バッチョイはチキンやエビベースのスープに豚の内臓などを乗せた麺料理。同校は最近、「ナミット・ギッド!(とてもおいしい!)イロンゴのバッチョイのためのマルチステークホルダーズ・コラボレーション」の覚書を関係機関や団体と交わした。このプロジェクトは、イロイロ市が昨年11月、ユネスコ創造都市ネットワークのガストロノミー(美食)部門に選出されたことを受けた取り組みの一環。バッチョイに関する商品やメニューにおけるバリューチェーンの実践と資源管理のほか、バッチョイの認知拡大に向けた事業者の能力強化が目的という。(16日・ブレティン)
本格的なバッチョイ研究開始
2024/09/17
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