エムポックス感染者の濃厚接触者41人を特定
[ 289字|2024.08.23 ]
首都圏ケソン市のベルモンテ市長は21日、フィリピンで初めてエムポックス(サル痘)感染が確認された男性が同市内で濃厚接触した41人を特定したと明らかにした。41人にはマッサージ師らやスパ店内で性的サービスを提供した者なども含まれている。いずれもケソン市保健所による検疫検査を受け、自主的に隔離措置を受け入れたという。同市長によると、今回、感染者が立ち寄った一つのスパ施設では市当局が発行する営業許可が期限切れだったほか、衛生許可や環境クリアランス、消防局検査証明書などがなく違法に営業していたとして閉鎖命令が出された。感染者の男性はケソン市民ではないという。(22日・ブルガ-)