アブサヤフ撲滅宣言直後に爆破事件
[ 293字|2024.06.21 ]
ミンダナオ地方西部のバシラン州ラミタン市バランガイ(最小行政区)マティバイで18日夜、給油所で即席爆弾が爆破され、近くにいた住民一人が負傷した。国家警察ラミタン署の調べによると、給油所の複数のガラスなどが割れたがそれほど深刻な被害はなかった。給油所の経営者男性によると、今年4月に金を支払わないと給油所を爆破すると恐喝する内容の手紙が送りつけられていたという。警察ではイスラム過激派のアブサヤフが関与していないか捜査を行うとしている。今回の爆破事件はラミタン市のフリガイ市長が同市からアブサヤフの影響がなくなったとして「アブサヤフ撲滅宣言」を出した数時間後に起きた。(20日・ブルガ-)