麻薬犯7人脱走
[ 285字|2024.05.15 ]
サンボアンガ市にある麻薬取締局(PDEA)の収容施設から、7人の麻薬取引容疑者が13日に脱走した。うち3人は今月3日の作戦で、サンボアンガ地域史上最大となる1億4620万ペソ相当の麻薬が押収された事件で逮捕された。同局の職員が施設内を捜索したところ、金属片を使って穴を開け、天井と壁の一部を壊した痕跡が見つかった。この件を受けPDEAの地域局長は、サンボアンガ市事務所長を含む12人の職員を、捜査のため別の地方事務所に異動させた。国軍兵や警官、PDEA捜査官などで組織された追跡班が脱走犯の行方を追っており、金属片の入手ルートなどを捜査している。(14日・テンポ)