結婚式で集団食中毒
[ 276字|2024.04.27 ]
南マギンダナオ州サウス・ウピ町パンダンで25日、結婚式で出された先住民族の「郷土料理」を食べた80人が食中毒で病院に搬送された。対応にあたった同町保健局の医師によると、うち4人はすぐに退院したが、76人は経過観察も含めまだ入院中という。調査の結果、食中毒は「ベニトン」と呼ばれるこの地域の先住民族の郷土料理が原因だったとされている。ベニトンは鶏肉とスパイス、ココナッツミルクで調理されるが、猛暑の炎天下に晒され一部腐敗してしまった可能性があるという。結婚式で出されたベニトンから採取した食品サンプルは分析のため研究所に送られた。(26日・ブレティン)