大地震に備え市当局が葬儀会社と契約へ
[ 297字|2023.04.16 ]
首都圏モンテンルパ市の市議会は、直下型大地震など大災害が発生した場合に市内の葬儀会社4社が無償で犠牲者の遺体を回収したり、保管・集団埋葬することを定めた特別契約にラフィ・ビアゾン市長が署名することを承認する決議を通過させた。モンテンルパ市にはマグニチュード8という巨大な直下型大地震を引き起こす可能性が指摘されているウェストバレー断層が東西に走っており、もし大地震が発生した場合、同市内で甚大な損害が予想されている。市議会では「ビッグ・ワン」と呼ばれる大地震が起きた場合に市内の犠牲者の遺体を回収・埋葬する費用が節約できるとして葬儀会社との事前契約が必要だと判断したという。(15日・ブルガー)