高齢者が小中高を卒業
[ 256字|2022.09.14 ]
首都圏タギッグ市で60〜80代の高齢者3人が初等・中等教育を終えられなかった個人が通う「オルタナティブ・ラーニング・システム」(ALS)を経て、小学校~高校の過程を終了した。ムセウス・ディアスさん(82)はジュニアハイ、ルビスミンダ・ファハルドさん(73)は小学校、エルリンダ・デジュモさん(63)は高校をそれぞれ卒業。ALSを受講する最高齢者でもあるディアスさんは、教師の助けを得てIT機器の使用といった困難を乗り越えた。教育省によると、同市ではALSを通じて1285人が学んでいるという。(13日・テンポ)