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[ 223字|1999.8.31|社会 (society)|econoTREND ]
□国内資金の総供給量が増加
中央銀行の発表によると、今年6月現在、国内資金の総供給量は、前年同月比8.5%増の1兆1,800億ペソだった。対前月比では1.5%増。資金の総供給量は、今年に入って以来、増加を続けている。これは、経済活動の活発化に伴う資金需要増を意味するものの、反面、市場への過度の資金流入によって、インフレ率の上昇を招きかねない。中銀は、総供給量をコントロールするため準備金率(銀行が保有すべき現金や大蔵省証券などの流動性資産の割合)の引き上げを検討している。