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[ 266字|1999.7.17|社会 (society)|econoTREND ]
□セミ・ノックダウン車の輸入開始
セブを拠点とする自動車組立会社トランスファーム社は、セミ・ノックダウン車(SKD)の輸入を開始した。同社は既に、大統領府からSKDの輸入を許可されている。今回、輸入されるのは、ダイムラー・クライスラー社(米国)の「ボイジャー」などの商用車と乗用車のSKD。週20−30台を輸入する。SKDとは、完成車からタイヤとバッテリーを除いた車両のこと。関税が完全ノックダウン車(CKD)用部品と同率の10%に設定されている。このため、国内でCKDの組み立てを行う日系自動車会社は、競争力低下につながるとしてSKDの輸入自由化に反対している。