econoTREND
[ 207字|1998.11.24|社会 (society)|econoTREND ]
□中銀、最低準備金率引き下げへ
中央銀行は、市中銀行の預金に対する最低準備金率を引き下げる方針を固めた。最低準備金率は、今年10月以降、金融システムの貨幣の流動性をコントロールし、投機的資金の動きを制限するため、従来の8%から10%へと引き上げられていた。今後、景気回復の「呼び水効果」(政府の政策を誘い水として経済活動が活発化する)を期待し徐々に引き下げられるもよう。1ポイント引き下げられるごとに105億ペソが金融市場に流入することになる。