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　科学技術省はこのほど、西暦2000年にコンピューターの機能がマヒし、金融機関、病院、オフィスなど多方面に影響をもたらす「2000年問題」に関して、フィリピンは対応が遅れており、問題回避が可能かどうかきわどい状況にあるとの見解を示した。同省によると、最良の対策は現在利用されているコンピューター・システムから新しいものへの取り換え。マイクロチップを交換する方法は、コスト削減にはつながるものの、より大きな問題を生じかねないと指摘した。同省は現在、問題回避のため専門のプログラマー育成を行っている。