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[ 238字|1998.5.7|社会 (society)|econoTREND ]
大蔵省、98年度の歳入目標を引き下げ
大蔵省はこのほど、今年度の歳入目標を当初の5,313億ペソから5,128億ペソへ下方修正する方針を明らかにした。同省高官は「歳入目標を下げることで、政府は危機感を感じて無駄な支出を控えるようになる」とコメントした。だが、当初の歳入目標について国際通貨基金(IMF)から「無謀すぎる」と指摘されたことが動機とされている。同省は今後、経済監視下からの離脱後に新たにIMFから課せられた2年間の警戒期間に関する課題を含め、包括的な財政政策の見直しについてIMFと話し合いを続ける。