ロペス財閥傘下で国内発電事業者として3番目に規模が大きいファーストジェンは2024年決算報告を行い、純益が2億4500万ドル(約140億ペソ)となり、23年の2億7700万ドル(154億ペソ)に比べて12%減少したことを明らかにした。経費高騰と再生可能エネルギー事業からの収入が伸び悩んだことが収益落ち込みに影響した。また、昨年、ヌエバエシハ州のカセクナン水力発電所(総発電量165メガワット)を買収するための資金調達として200億ペソを借入した際の金利支出の増大も収益に影響した。ちなみに24年度の総収入は24億1000万ドル(1373億ペソ)で昨年実績比0.29%減と若干縮小した。総収入の65%は天然ガス関連事業からのもので、残りの32%は地熱発電や風力発電、太陽光発電などに参入しているエネルギー開発会社(EDC)からの収入。(23日・スター)
ファーストジェン 24年純益が12%減
2025/3/25
経済
