再エネ発電事業と総合物流事業に注目
[ 367字|2024.11.29|経済 (economy)|econoTREND ]
大手企業グループの中核持株会社SMインベストメンツ(SMIC)のアーウィン・パト筆頭副社長は、2025年の同グループの資本支出額について、24年に計上していた1150億ペソとほぼ同規模になることを明かにした。同社は今年5月にユーロ建て社債発行による総額30億ドル分の中期償還向け調達プログラムであるユーロ・ミディアムタームノート(EMTN)をディーラー数社と契約締結しており、7月に第1回目となる5億ドル分の社債発行を実施している。この社債発行は比企業による海外での社債発行額としては過去10年間で最大だった。同副社長はSMグループが今後注力する事業分野として子会社のフィリピン・ジオサーマル・プロダクションを通じた地熱発電などの再生可能エネルギー事業に加え、ロジスティックス事業に焦点を当てていると明言している。(28日・スター)