120万ヘクタールの太陽光灌漑整備完了
[ 367字|2025.1.3|経済 (economy)|econoTREND ]
国家灌漑庁(NIA)によると、2024年に全国で新たに灌漑(かんがい)整備が完了した農地が120万ヘクタールに達したことを明らかにした。すべてに太陽光発電のポンプ設備が併設されている。農務省や民間セクターが支援して整備された灌漑付き農地も30万ヘクタールに上っている。一方、灌漑整備可能だった農地20万ヘクタールが住宅や産業用地として転換開発された。同庁は2025年に南イロコス、北イロコス両州にまたがる農地1万4000ヘクタールに20メガワットの水力発電施設付き灌漑整備事業を実施する。事業費は350億ペソ。また、イサベラ州トゥマイニ町で事業費総額140億ペソの8000ヘクタールにおよぶ太陽光発電施設付き灌漑整備事業を行うほか、タルラック州でも多目的灌漑整備事業(2万1000ヘクタール)を実施する予定。(1日・マニラタイムズ)