地熱発電向け融資 エネ省と銀行が協議
[ 325字|2025.1.3|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー省再生可能エネルギー管理局のカポンコル局長は、同省が現在、ランドバンクと地熱発電計画の探査事業などに対する融資支援を行う基金創設について協議を行っていると明らかにした。同局長によると、地熱発電事業は探査段階などの初期開発に対する投資で大きなリスクが生じるため、この段階の融資支援を行うことが投資家にとり重要だとの認識を同省は持っており、少なくとも2億5000万ドル規模の融資支援基金を創設し、各投資家による探査事業の初期費用の50%を肩代わりで負担することを目指している。同省は昨年9月時点ですでに国際通貨基金や比開発銀行、財務省やフィリピン保証公社など提携可能な機関との協議も行っていることを明らかにしていた。(1日・インクワイアラ―)