マニラウォーター 豪州や南米進出検討
[ 327字|2024.11.27|経済 (economy)|econoTREND ]
首都圏東部やリサール州に水道サービスを提供するマニラウォーターは、今後の海外進出先として豪州に加え、メキシコやブラジルなどの南米諸国を候補地として検討している。同社は現在ベトナム、タイ、インドネシア、サウジアラビアで水道事業を展開している。マニラウォーターは、ブラカン州でサンミゲルと合弁で進めていた原水供給事業合弁会社の持株をサンミゲル子会社に10億ペソで売却し撤退したが、ジョコット・デディオス社長兼最高経営責任者(CEO)は状況に応じて進出や撤退を迅速に判断することが大切との認識を示した。また、首都圏西部を事業域としているマイニラッド水道サービスが来年上場することについても「水道業界への注目が高まるので歓迎する」としている。(26日・スター)