イロイロ市で初の 団地事業完工
[ 353字|2024.10.28|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手SMグループの不動産開発部門、SMDCはこのほど、イロイロ市で開発していた同社初とみられる4階建ての社会住宅向け団地事業を完工し、イロイロ市政府に引渡した。「カウスワガン・レジデンシーズ」と呼ばれる住宅事業で、事業総額は2億4800万ペソ。同市で働く公務員や労働者向けの団地で4階建てビル2棟からなる。1部屋当たりの広さは30平米で、駐車場が備わっており、イロイロ市役所から6.5キロほどの便利な立地を誇る。同社は歴代政権の公約の一つでもあった国内で650万戸に達する住宅不足を少しでも解消できるよう2012年以降、社会住宅建設事業に総額11億800万ペソを投資してきたという。それにはダバオ市や東サマール州、カビテ州やアブラ州における社会住宅事業が含まれている。(24日・インクワイアラ―)