台風被災者に寄付 比トヨタが約束
[ 380字|2024.10.28|経済 (economy)|econoTREND ]
日系自動車メーカーのトヨタ・モーター・フィリピンは25日、大統領府で新世代アジア仕様車「タマラウ」と液体水素を燃料として搭載した水素エンジン車「カローラ・クロスH2」をお披露目した。式典でトヨタ自動車の前田昌彦アジア本部長は「台風クリスティンによる被災を受けたすべてのフィリピンの方にお見舞いを申し上げ、一刻も早い復興を望んでいます」とメッセージを述べた。同社の別の幹部は大統領府に救急車として転用可能な次世代タマラウを5台寄付すると約束したほか、台風被災者向けの救援活動に対する寄付金500万ペソの提供も約束した。マルコス大統領は式典で「(水素エンジン)カローラクロスH2の導入でトヨタはよりグリーンで革新的な自動車産業の育成に向けた新たなベンチマークの一端を垣間見せてくれた」と比市場への革新的な自動車技術の導入に期待を示した。(26日・マニラタイムズ)