タルラック州に医薬品製造特区
[ 413字|2024.10.25|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン経済区庁(PEZA)は、タルラック州サンミゲル町における医薬品製造業者向け特別経済区(エコゾーン)「ゼン・インダストリアル・ファーマ・エコゾーン」の開発計画を正式に承認した。国内製薬・ヘルスケア製品大手のロイドラボラトリーズが米国製薬企業と提携して輸出向けの医薬品製造拠点を置くことが決まっており、8163万ペソを投資して来年1月からエコゾーン建設が着工され、26年11月までに完工予定。同庁はまた、ライトインダストリー&サイエンスパークⅣ特別経済区の拡張事業も承認した。バタンガス州マルバール町における30.81ヘクタールの用地にエコゾーンを拡張させる事業で17億5000万ペソが投資される。26年12月までに完工予定。同庁が1~10月までに承認した登録投資案件はこれらエコゾーン開発事業を含めて198事業となり、その投資約束額合計は1237億6000万ペソで前年同期比6%減にとどまっている。(24日・スター)