たばこ税収低迷でBIR目標未達か
[ 277字|2024.10.22|経済 (economy)|econoTREND ]
内国歳入庁(BIR)のサバリアガ長官補佐によると、同庁の物品税徴収全体の40%を占めるたばこ税の徴収額が低迷しており、同庁が設定している2024年の目標額3622億ペソの達成は困難とみらる。喫煙者が過去10年間に渡って減少しているほか、愛好者が増えているとされる電子たばこも、1回当たりの吸引時間が紙巻きたばこに比べてがはるかに長く、物品税の増加には貢献しないという。また、たばこの密輸も依然横行しており、税収に影を落としている。同庁によると、今年1~8月期の物品税徴収額は前年同期比3.08%減の1949億3000万ペソ。(20日・ビジネスワールド)