9月国際収支は35億ドルの黒字
[ 292字|2024.10.22|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、9月単月の国際収支は35億ドルの黒字で、前月の8800万ドルの黒字から4倍増となり、前年同月の4億1400万ドルの赤字から黒字に転じた。政府による純外貨預託や、中銀による海外投資の純利益が拡大した。1~9月期では51億ドルの黒字となり、前年同期の17億ドルから大幅に増加している。中銀によると、国際収支が堅調に推移しているのは、個人送金が順調に増えていることに加え、貿易赤字幅の縮小、中央政府による外貨建て借入の増大などが要因。一方、9月末時点の総外貨準備高は1127億ドルで、前月の1079億ドルから4.4%増加し、過去最高を更新した。(21日・マニラタイムズ)