ココナツバイオ燃料 1日から3%混合
[ 335字|2024.10.2|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー省は9月30日、給油所などで販売されている軽油に混ぜているココナツバイオ燃料(ココナツメチルエスター、CME)の混合率を10月1日から従来の2%から3%に引き上げると改めて発表した。同省によると、バイオ燃料混合率の引き上げは、石油製品価格の抑制につながるほか、国内のココナツ産業を支援し、クリーンエネルギーの促進にも貢献できるとしている。ココナツメチルエスターの混合率を1%引き上げるためには1億~1億2000万リットルのCMEを確保する必要があり、そのためには9億個のココナツの実が必要。一方、CME混合率を5%に引き上げると車の燃費も10%良くなるという調査結果があると同省は説明、2026年10月を目標に段階的に5%に引き上げる方針。(30日・スター)