LNGターミナル建設 Aブラウンが事業撤回
[ 320字|2024.9.2|経済 (economy)|econoTREND ]
不動産開発・エネルギー事業に進出する複合企業中堅Aブラウン・コーポレーションは、発電部門子会社バイレス・エナジー(VEC)がバタンガス市で計画していた液化天然ガス(LNG)ターミナル・再ガス化施設建設事業を白紙撤回するとフィリピン証券取引所に通知した。最近のエネルギー業界の進展に伴い、自らLNGターミナルを建設・運営するよりも第3者から長期的な調達契約を結ぶほうが有利と判断したという。同社は当初、LNGターミナルを建設した上で、浮体式火力発電所に供給するシステム構築を目指していた。計画変更に伴い、同社は建設予定地だった15ヘクタールの用地に最大発電量450メガワットのLNG火力発電所を建設するという。(8月31日・マニラタイムズ)