リパブリックセメント プラゴミ11万トン燃料化
[ 349字|2024.9.2|経済 (economy)|econoTREND ]
セメントメーカー大手リパブリックセメントの資源回収部門エコループは、セメント製造時の燃料向けに回収した廃プラスチックが2023年通年で11万トンに達したことを明らかにした。プラスチック製包装サシェに換算すると214億枚に相当する。エコループのアンジェラ・バレンシア取締役は「ごみ集積場のほか、海洋や河川、都市部の用水路などからも多量のプラごみを回収した。環境保護に取り組むとしたわが社の誓約を果たすものである」と自信を示している。フィリピンは太平洋に流出する廃プラスチックの汚染源として世界で3番目で、対策が急務となっている。リパブリックセメントは2000年代初めから比で代替燃料を使ったセメント製造工程を確立させており、これまでに計67万トンの廃棄物を燃料として再利用している。(1日・スター)