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　マヌエル・バギリナン氏が経営するＭＶＰグループのデジタル部門子会社ディジコは、光熱費支払いや送金などの各種決済サービス分野に出資する。まずはバヤッドセンターの株式10％を取得し、マルチペイを買収する。バヤッドセンターはフィリピン国内で800店舗以上を運営し、無人支払機を計約10万4000台設置している。マルチペイは世界で4000万人以上が利用するデジタル決済サービス網を構築している。ＭＶＰグループは、傘下のＰＬＤＴやメラルコ、メトロパシフィック・インベストメンツなどとの相乗効果も見込めるとして、デジタル決済分野への出資を今後も進めるとしている。（30日・スター）