日系特別経済区拡張事業を計画
[ 325字|2024.6.25|経済 (economy)|econoTREND ]
貿易産業省によると、バタンガス州サントトマス市にある日系特別経済区のファースト・フィリピン・インダストリアル・パーク(FPIP、総面積500ヘクタール)が入居企業の代表らを集めた会議を開き、同経済区の周辺地域にさらに住宅地や商業地区を建設することなどを含めた拡張事業計画を明かにした。同経済区は1996年に住友商事とロペス財閥傘下のファースト・フィリピン・ホールディングスとの合弁事業として設立されている。同経済区の運営会社は、経済区をさらに拡張させて、研究開発センターやデータセンターを含めた高付加価値製造業向けの投資家をさらに誘致するほか、住友商事側は経済区周辺に住宅地や商業地区を開発することを検討しているという。(24日・インクワイアラ―)