マニラ空港サービス料大幅値上げ提案に反対
[ 371字|2024.6.24|経済 (economy)|econoTREND ]
消費者グループのシチズンウォッチ・フィリピン(ホセ・ベルモンテ氏代表)はこのほど、マニラ国際空港公社(MIAA)が提案しているマニラ空港の旅客サービス料(旅客ターミナル使用料、PSC)の大幅引き上げ提案について強い反対を表明した。MIAAは最近、国内線の旅客者に対して徴収している旅客サービス料200ペソを390ペソに、また国際線の旅客に対して徴収している同サービス料550ペソを950ペソにそれぞれ大幅に引き上げる提案を行った。マニラ国際空港の運営・保守事業は民営化入札を経て今年9月にラモン・アン氏が率いるサンミゲルが中心となった企業連合体に引き継がれる予定になっている。同消費者グループは「まず(民間企業による)空港施設の再整備事業が終了してから旅客サービス料の引き上げが実施されるべきだ」と反対理由を強調している。(23日・スター)