外国直接投資純流入3カ月連続で増加
[ 317字|2024.6.12|経済 (economy)|econoTREND ]
10日の中央銀行発表によると、3月単月の外国直接投資純流入額は前年同月比23.1%増の6億8600万ペソだった。純流入が前年同月比で増加するのは3カ月連続。1~3月期では前年同期比42%増の30億ドルで、大幅に増加している。中銀では、フィリピンの経済成長率が順調に伸びると予想されていることに加え、インフレ率が政府目標内に収まっていることなどが要因だとしている。また、リサール商業銀行のエコノミストは3月の同投資純流入の伸びについて、最近数カ月をみても比の経済成長率がアジアでもトップ級の伸び率であったほか、米国と比の長期金利が若干低下したことなどで外国人投資家の比への投資意欲が高まったと説明している。(11日・インクワイアラー)