D&Lインダストリーズ収入に占める輸出5割へ
[ 317字|2024.6.5|経済 (economy)|econoTREND ]
食品原料・プラスチックメーカーのD&Lインダストリーズのアルビン・ラオ社長兼最高経営責任者は3日、今後2~3年で全収入に占める輸出事業の割合が50%に上昇するとの見通しを示した。現在は32%だが、2023年7月にバタンガス工場が操業開始するなど今後もさらなる伸びが見込めるとしている。今年3月末時点での輸出に占める割合は、食品原料が51%で、ほか油脂化学製品と特製プラスチック製品が主力。バタンガス工場では食品および油脂化学製品向けのココナツ原料を生産しているが、まだ稼働率は50%を下回っている。新工場の建設・運営事業で105億ペソを投入したが、3月末時点での長期償還期限の債務額は36億6000万ペソ。(4日・インクワイアラ―)