がんセンター事業費94.9億ペソに引き上げ
[ 328字|2024.4.29|経済 (economy)|econoTREND ]
国家経済開発庁理事会は、官民連携事業(PPP)方式で進めるフィリピン大付属の比総合病院(PGH)のがんセンター建設事業について、新棟建設計画を20階建てから27階建てに変更するなど大幅に拡充するために、事業費を従来の60億5000万ペソから94億9000万ペソに56.8%増やすことを承認した。PGHがんセンターは当初計画ではベッド数300床で最先端の治療設備を備え、慈善プログラムを通じて対象者は治療費無料で受け入れるほか、予防や治療の専門家養成機関としての機能も持たせる。2027年末までに本体工事を完成させ、28年初頭には開業する。フィリピン大は、がんセンターに加えて比ゲノムセンターや科学医療技術パークなどの施設も建設する計画。(27日・スター)