比フィンテック企業にIFCが700万ドル投資
[ 339字|2024.4.29|経済 (economy)|econoTREND ]
世界銀行の民間投融資部門、国際金融公社(IFC)は、消費者金融サービスなどにAI技術を導入しているフィリピンのフィンテック企業サーモングループに対し700万ドルを投資する。サーモングループはIFCやシンガポールを拠点とするファンド会社のノーススターグループなどから合わせて2500万ドルの資金を調達しており、新規の消費者金融サービスの開発事業に投資する計画。同社は昨年12月に比中央銀行から市中銀行の運営免許を取得し、現在、サンタロサ・ラグナ地方銀行を経営しながら、AI技術を導入した信用評価機能を開発し、精力的な貸し付けを行っている。同社の提供する主要な金融サービス「サーモンクレジット」は、消費者に5万ペソまでの貸付を簡素な手続きで迅速に行う。(27日・インクワイアラ―)